排尿痛の原因はいろいろです。! [排尿痛の種類と原因と治療法]
性別に無関係に
排尿するときに痛みを伴うことがあります。いわゆる「排尿痛です」
多くの場合
尿道に発生した炎症や結石、
腫瘍などの原因が考えられます。
本人が感じる痛みも様々で
鈍痛(にぶく重苦しい痛み)と、
疼痛(とうつう、ずきずき痛むこと)などに分類されます。
排尿時、どの段階で痛みが出るのか?
下記のように分類されます。
①排尿と同時に排尿痛が起こる:排尿開始直後の痛み
②排尿終了時に痛む:排尿が終わりに近づいてくると痛む場合
③排尿が終わるまで痛い:排尿中ずっと痛む場合
自分の痛みがどのような痛みなのかを観察し
受診時に的確な状態を医師に伝えることで
医師の正しい診断を導き出します。
したがって
適切な治療を受けることができます。
■排尿痛は病気によっても起こります。
○風邪や疲労、大きなストレスなどによる免疫力の低下を引き起こした場合
誰しもが経験があると思いますが
風邪を引いた時や、疲れが大きい場合、ストレスを受けます。
このような場合、免疫力が低下してしまいます。
結果として細菌も体内に容易に侵入しやすくなり、
炎症をもたらすことが考えられます。
炎症を起こした箇所が尿道の場合には排尿痛を引き起こす
ことがあります。
○クラミジアに感染した場合
性感染症(STD)の一つであるクラミジアに侵されると、
性器や尿道に炎症を起こし、
特に男性の場合は急性尿道炎を発生し、
排尿時に痛みや焼け付くような熱感を引き起こす
排尿痛があります。
排尿痛の痛み「急性膀胱炎」 [排尿痛の種類と原因と治療法]
○排尿痛の痛み「急性膀胱炎」
前にも書きましたが、風邪や疲れ、ストレスなどにより
免疫力が低下すると、細菌に対して防衛力が低下し感染しやすくなります。
代表的な病気として、膀胱内に菌が侵入し炎症を起こすのが、
膀胱炎です。最もポピュラーな病気と言えます。
膀胱炎になるとトイレ回数が多くなり
しかも排尿が終わるころに強力な痛みを感じたり、
他にも尿が濁ったり、血尿が出たりの症状があります。
特に膀胱炎は女性に多く、再発しやすい病気の一つです。
慢性化してくると、膀胱内に尿が増えるだけで痛みがでてきたり、
排尿中は、ずっと痛みを生じるようになります。
多くの膀胱炎は、性交渉により感染することが多いと言われています。